「ドライビング・メカニズム」感想文

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やっぱ、あのおっさん(失礼)すげー。
以上。

…では、感想文にならないので。

「さすがはタイヤ開発者」という感じで、クルマの動作のすべてについて路面とタイヤの接地(摩擦)をベースに考えています。
この本の内容には、クルマの操作テクニックについてはほとんどありませんん。
荷重による摩擦の増減を把握しその摩擦を最大限利用したドライビングとはどういうことなのか、ということが書かれています。
また、人間の神経伝達の遅延(0.05秒くらいだそうです)から「予測」の重要性にも触れています。

前半は理論。後半は実際のサーキット(鈴鹿、筑波)のコーナーを取り上げ、その事例です。

私はこの本を読んで、サーキットでは(それ以外でもですが)タイヤの状態(荷重、摩擦、スリップアングルなど)が今どうなっているのかを常に考えながら走行しなくてはいけない、と再認識しました。
それと、ステアリングインフォメーションとを併せることで、タイヤの摩擦を最大限活用することができ、結果としてタイムアップや安定した走行が実現できる、と。

あと、タイヤの摩擦(グリップ)について誤った認識を持っていたことも分かりました。
私はタイヤゴムと路面の凹凸がかみ合うことで摩擦を発生させていと思っていましたが、実際にはゴムの発熱により摩擦が発生している(高まる)そうです。
理論的にはタイヤ温度は高ければ高いほど摩擦が高くなるとのことです(ただし、ゴムという物質の限界はあるようです)。
なので、タイヤの状態を把握するには、温度も今どうなっているのか、を考えながら走行しなくてはいけない。

これらをすぐに実践するのは難しいかもしれませんが、今週末のレースに向けて非常に為になったと思っています。

やはりガンさんはスゲー。
後を継ぐのは中谷さんかな。

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コメント(12)

ヒステリシスってのはなかなか理解しづらいですもんね。
で、タイヤ温度計が以前から欲しいんですが、まだ買ってません。

お恥ずかしい話、この本を読んだこと、すっかり忘れていました(内容は覚えていましたが)。感想文を読んで、思わずアマゾンの購入履歴を確認してしまいました。。。2003年にありました(危うくもう1冊買うところでした)。P・フレールの方は今でも度々読み返すことがあるのですが、こっちは1度きりだなぁ。

でも「予測の重要性」の話は私にとってはインパクト大きかったですね。なんだ、基本的には公道と同じなんだ、レーサーって反射神経の鬼なのかと思っていたけど、必ずしもそうではないんだ、って。。。ちょっと安心したような気がします。

タイヤの話は、電車で読んでいるところを後ろから覗かれたらビジネス書と思われるようなX軸・Y軸と円のあるヤツですよね。

>jawayさん
タイヤ温度計、欲しいですね。
100度前後になるなんて、知りませんでした。

>さわじぃさん
もう一冊買っても良かったのに(笑
タイヤの話は、そのとおり。摩擦円と呼んでますね。
今考えてみると、この本の要約が、合同練習の時の座学でした。

ちゅ、注文してしまった。。

>摩擦円

昔、MOVEと言う月刊誌に理論的ドライビングテクニックの集中連載があって面白かったです。
他にも理論的な記事が多くて面白かったのに、なんで廃刊になっちゃったんだろうなぁ。

>P・フレールの方は今でも度々読み返すことがある

同じく。

すみません?…私が宿題を出しておきながら、出遅れてしまいました。

なるほど、やはり一読せねばなりませんね…早速注文したいと思います。

かねぴーさん、有難う!!

…ってことで、お昼に近くの本屋へ行ったら…ありました?…2冊も…で、ゲットすることが出来ました。

まだ、ちょっと立ち読みしただけですが、面白そうな内容ですね。ただ、1700円+税はイタかった…笑

1700円の本なんですね。
アマゾンでワンクリック購入したので金額を気にしていませんでした・・・。

500Lapですか。。
ってか、もう超えてるかも。w>筑波

ってことは1000Lapだな、俺の場合。

わたしはせいぜい200Lap。
まだまだだな。

筑波2000は手元の記録によるとエイトリアンカップまでで553LAP。まだまだ攻めます!

553って、全部記録取ってるっすか!
私はとりあえず走行回数は27回らしいので。。
なんだよ、800Lapくらいしてるじゃねぇか>俺
上達遅いね。。orz

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