チームメイトはトムです。
このレースは48周(約1時間)を2名もしくは3名のドライバーで走行するレースで、パーティーレースの最終戦で行われるお祭り的なイベントです。
エイトと大きく違いはないという話ですが、ロードスターは町中の試乗しかしたことがないので、前日のライセンス走行で練習です。
トムが予約していた2枠のうちの1枠を譲り受けて、クルマも借り受けて練習走行です。
天気は曇りでしたが、途中で日も差してきて若干あたたかい状態。
トムの大事なクルマなので、安全第一で練習です。
まず、ブレーキの感触がエイトとは違ってペダルタッチが堅い感じ。
あと回頭性がすばらしいので、エイトの感覚で走ると曲がりすぎてリアが不安定になります。
徐々に慣らしていって、タイム的には10秒前半。
初走行なのでまあまあでしょう。
走行後、NCのメンテのお手伝いや、翌日の作戦などを話し合って一旦帰宅します。
しばらくしてトムも到着。
受付をすませて、走行準備を行います。
今回はディーテクニックさんのチームとしてエントリーしているため、お店のお客さんを中心としたスタッフ構成です。
トムとピットクルーの方と車検場へ。
早すぎた・・・・・・・。
20分ほど待ってから車検開始。もちろん問題なく終了。
で、予選。
予選はトムが走行です。
雨でウェットながら18秒台で14番グリッドです。
トップとは3秒ほど離れていますが、耐久レースなので何があるか分かりません。
ディーテクニックのもう1チームは加藤さん、泉さん。さすがの3番手です。
決勝は曇りで、路面もほぼドライになってきました。
スタートは変則ルマン方式といういつもとは違う方式です。
メインストレートのコンクリートウォール側に斜めに車を止めて、1stドライバーは載ったままエンジン停止で待機。
スタートフラッグとともに、ほかのドライバーがコースの反対側からダッシュで1stドライバーにタッチ→エンジン始動→スタート、という方式です。
ダッシュ担当は私ですが、渾身のダッシュとトムの素晴らしいスタートで、一気に10番手にジャンプアップ。
そこからまずは20周のスティント。
トムのドライビングは安定したタイムを刻んでいます。さすが優勝経験者です。
抜いたり抜かれたりがあったようですが、確か11番手で私にバトンタッチ。
ピットクルーの皆さんのおかげで、ドライバー交代も問題なし。
エア調整も行って再スタートです。
私も11秒台くらいで周回を重ね、1台くらいは抜いたようです。
でも、流石にみなさん速くて抜かれること2回。
抜かれた後に後ろについて観察しますが、どうもブレーキングが大きく違うようです。
私のスティントも20周でしたが、ようやくNCのドライビングわかりかけてきたくらいで再度ドライバー交代です。
このレースは最低2回はドライバー交代しなくてはいけないルールなので、これが最後の交代です。
再度トムのスティント。
のこり8周ですが、あいかわらず安定した走行で10番手、トップと同一周回でゴール!
上位の1台がペナルティーで1Lap減算されたため、リザルトは9位です。
スタートより5つも順位を上げる結果は素晴らしい!
トムとピットクルーのおかげです。
加藤さん、泉さんチームは3位表彰台です。
こっちも素晴らしい!
NCは非常に楽しい車でした。
こんなチャンスをくれたトムとディーテクニックさんには感謝です。
ありがとう!
レース前夜に雨の中、荷物を車に積み込んで、寝ようとした時に・・・「あ、助手席のバケットシートつけ忘れたぁ」。
しょうがないので朝3時に起きて、取り付け&オイル交換をしてから(雨だったのでマンションに地下駐車場があって良かった)出発。
首都高をすぎるまでは雨が降っていただが、ピットクルーのKONさんyu-paさんとの待ち合わせ場所の守谷PAに着く頃にはほとんど雨が上がり、雲の切れ間も見えるようになってます。
で、筑波に到着すると雨は上がっており、路面が濡れている程度。
予選までに路面が乾くかどうか、というところです。
実は、7月の第2戦以来、スケジュールがあわず一度も走れていない状況です。
なので、今回は上位は無理だと思っていました。
さて予選。
ドライの予選だと最初の1?2周しかタイムが出ないのですが、今回は路面がウェット(ライン上が一部ドライな程度)なので、後半に路面が乾いてくればタイムアップするという状況です。
最初に規定周回数の2周を走ったところでトップタイムだったので、一度ピットイン。
RTEピットで2位とのタイム差を聞いていると、その間に1号車(リーダー)がトップに出たとのこと。
タイム差は5/100秒くらいだったので、気合いを入れて再度コースイン。
予想通り、周回ごとにタイムアップしていきます。
51号車(Dテク出来さん)がトップに立ったのを確認し、5周目に渾身のアタック。
8秒台に突入。結果、一番時計です。ヤッターーーーーー!!!!!
今シーズンは51号車が手強くてなかなかP.P.を取れませんでしたが、ようやくです。
全然走っていなかったのに、この結果。今回は路面コンディションに助けられました。
予選後半の方がタイムが出る状況だったため、前半の数周で勘を取り戻すことが出来たおかげです。ドライだったらたぶん撃沈だったのでラッキーでした。
で、決勝。
P.P.からのスタートのため、大きなミスをしなければ抜かれることは無いはず、ということで無難なスタートを心がけたのですが、少しホイールスピンが多く、2番手の51号車に並ばれかけます。
さらに3番グリッドの4号車(K林さん)は相変わらずスタートダッシュが素晴らしく、51号車との間に入り込み、3台がほぼ並んで1コーナー進入。
でも、私がイン側なので抜かれることはなくクリア。
2番手に4号車があがり、その後ろに51号車という状況で一旦収束です。
その後(たぶん)2周ほどは4号車と51号車のバトルで私との間が少しあいて若干余裕が出来ました。
しかし、3周目のバックストレートあたりから4号車がぐんぐん近づいてきます。黄色いエイトがミラーの中で少しずつ大きくなってきます。
ついに5周目の2ヘア立ち上がりでアクセルを開けるのが早すぎ、テールスライドのミス。
4号車とのコーナー脱出速度の違いからバックストレートエンドでインに並ばれ最終コーナー入り口で抜かれてしまいます。
そのまま簡単に行かせたのではポジションを戻せなくなるので、すぐにプレッシャーをかけます。
すると、1コーナー、1ヘアと続けて若干突っ込み過ぎなのか4号車のラインが乱れました。、1ヘア立ち上がりで4号車のイン側に進路をとります。
自然とダンロップの進入でアウトに寄り切れなくなります。さらにオーバースピードで進入したように見えたので出口でアウトにはらむか姿勢を乱すことを期待し、若干イン側のラインをとったところ、案の定4号車がテールスライド。
私と51号車の2台で抜き、グリッドの順位に戻りました。
51号車が後ろにキター、とかなりプレッシャーがかかってきました。
その後、1周ちょっとは51号車と4号車がバトルをしていて少し間があいたのですが、さすがの51号車、徐々に詰めてきます。
そして12周目のメインストレートで4速にあげようとしたがギアが入らず、51号車との間隔が一気に詰まります。
その周のバックストレートでテールツーノーズ。たぶん1mも離れていない状況でイン側を51号車が追い上げてきます。
私もイン側に1台分のコースを残して走行。最終コーナーのブレーキング我慢比べということで、ギリギリまで我慢してアクセルから足を離した瞬間に右のサイドミラーの中にある51号車がブレーキング。
ブレーキング競争に競り勝ったのいいのですが、少しブレーキングが遅れドリフト状態で最終コーナーに入ることになりましたが、なんとかそのまま押さえ込んでクリアです。
これまでのレースやこのレースでの51号車と私の違いを観察していると、ダンロップ進入?2ヘアは私の方が有利な感じ。
また、最終コーナーの進入で押さえ込めれば抜かれることはない、と思っているので、残りの3周はダンロップから2ヘア立ち上がりまでを絶対にミスしないように走ります。
(たぶん)14周目の1コーナーで51号車がミス。少し間があいてからは追い上げあきらめてくれたのか、若干余裕を持てました。
で、15周目の最終コーナーを立ち上がりトップでゴール!!!!!!!
あまりのうれしさに、ゴールの瞬間に「おーし!」と叫んでしまいました。
今回のレースは今までで一番疲れたし充実したレースでした。
今年は51号車の壁が厚く、勝てる気配が全然無かったのですが、ようやく勝つことができました。
また、RX-8の最後のパーティーレースで勝てたというのも非常に嬉しかったです。
私のベストレースだと思います。
3年間ピットクルーをつとめていただいたKONさん、本当にありがとうございました。
またの時には是非よろしくお願いします。
応援に来てくださったyu-paさん、DEEPさん、いつもお菓子を差し入れしてくださる めいさん、ありがとうございました。
また、応援に来てくださった皆様ありがとうございました。
さーて、今からロールバー外すかな(笑
]]>結果はともかく、最後にふさわしい良いレースができるように頑張るぞ!
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